知の山脈、十八名山。
  
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 「北の本箱」は、『現代ニッポンにおける人生相談』(週刊朝日別冊 1997/6/15号)に評論家や作家のみなさんが本の置き場に悩んでいることが掲載され、「幕別町がお引き受けします」と手紙を出したことから始まりました。
 森村誠一さん、福原義春さん、平田オリザさん、國弘正雄さんをはじめ、これまでに寄贈された本は29,000冊にものぼります。専門書も数多く、幕別町図書館の大切な蔵書となっています。

   一部を除いて【貸出し可】
 
 

森村 誠一
(もりむら せいいち)さんの本棚
 1933年(昭8)生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業後、ホテルマンを経て小説家に。69年(昭40)「高層の死角」で江戸川乱歩賞、72年(昭47)「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞、76年(昭51)「人間の証明」で角川小説賞を受賞。12歳のとき熊谷空襲(8月15日未明・日本最後の空襲)に遭ったことが、「反戦平和」の原体験となる。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
 
 

福原 義春
(ふくはら よしはる)さんの本棚
 1931年(昭6)生まれ。株式会社資生堂名誉会長。文字・活字文化推進機構会長、東京都写真美術館館長、企業メセナ協議会会長、日仏経済人クラブ日本側議長、日伊ビジネスグループ日本側議長、世界らん展日本大賞組織委員会会長、文科省参与など多くの公職を務める。読書家として知られ、「文化資本の経営」「多元価値経営の時代」「ぼくの複線人生」「だから人は本を読む」「101の蘭」など著書も多数。

 
 

國弘 正雄
(くにひろ まさお)さんの本棚
 1930年(昭5)生まれ。ハワイ大学卒業、カリフォルニア大学大学院修了。同時通訳の草分け的な存在で「同時通訳の神様」、「日本のライシャワー」の異名をとり、さまざまな外交交渉で活躍する。外務省参与、NHK教育テレビ講師を経て、東京国際大学商学部教授。元・参院議員。著書に「異文化に橋を架ける」「私家版和英」「英会話・ぜったい・音読」、訳書に「脱アメリカの時代」「ライシャワーの日本史」など。

 
 

山下 武
(やました たけし)さんの本棚
 1926(大15)
2009(平21)年。落語家 柳家金語樓の長男として生まれ、法政大学文学部卒業後、椎名麟三に師事。図書館勤めや演劇活動のあと、日本教育テレビ(現・テレビ朝日)に入社し、テレビプロデューサーとして数多くの音楽・演芸番組を担当、第1次演芸ブームをつくる。著書に「異象の夜に」「書物万華鏡」「日本文章史論」「父・柳家金語桜」「幻の作家たち」「古書礼讃」など多数。
 
 

伊藤 桂子
(いとう けいこ)さんの本棚
 1938年(昭13)樺太に生まれ、終戦で北海道へ引き揚げ、54年(昭29)に幕別町途別中学校を卒業。日本放送作家協会会員、同人誌「くりまの会」同人。88年(昭63)には幕別町を題材にした「十勝丘陵」を発表。文筆業の傍ら、酒宴「桂」を経営。話し上手、聞き上手、飾らない人柄にファンが多い。著書に「焼酎と赤い靴下」「後志 雨のち雪」「めぐり逢い」「ほろ酔いかげん」など。

 
 
 

大笹 吉雄
(おおざさ よしお)さんの本棚
1941年(昭16)生まれ。演劇評論家。早稲田大学文学部演劇科で郡司正勝に師事。雑誌「演劇界」編集部に入社、75年(昭50)に退社後はフリーの演劇評論家として活躍。98年(平10)、大阪芸術大学文芸学科教授。著書に「正統なる頽廃」「花顔の人―花柳章太郎伝」(大佛次郎賞)「同時代演劇と 劇作家たち」「女優杉村春子」「日本現代演劇史」(サントリー学芸賞)など。日本演劇学会理事、日韓演劇交流センター会長。
 
 

佐藤 明
(さとう あきら)さんの本棚
 1930(昭5)−2002年(平14)。横浜国立大学経済学部卒業。日米通信社に入り、服飾写真家の先駆者として活躍。1930(昭34)年奈良原一高、細江英公、川田喜久治らとグループ『VIVO』を結成。主な作品に「女」「北欧散歩」「バロック・アナトミア」「フィレンツェ」「おんな・そして・白夜」「プラハ」など。66年(昭41)に写真批評家協会作家賞、98年(平10)に日本写真協会年度賞を受賞。90年(平2)にウィーン市長特別表彰。

 
 

近藤 芳美
(こんどう よしみ)さんの本棚
 1913(大2)−2006年(平18)。広島高校時代に故中村憲吉と会ったことから「アララギ」同人に。上京後、土屋文明に師事。戦後の歌壇を牽引する歌人として活躍し、文化功労者に選ばれた。長年「朝日歌壇」の選者を務めたほか、建築家としての顔も持つ(東京工業大学建築学科卒業、工学博士)。リアリズムの立場から知的で鋭敏な時代感覚を持った社会派の歌人。代表歌集に「早春歌」「埃吹く街」「歴史」「黒豹」など。

 
 

下重 暁子
(しもじゅう あきこ)さんの本棚
 1936年(昭11)生まれ。作家・評論家・エッセイスト。早稲田大学教育学部卒業後、アナウンサーとしてNHKに入局、「生活の知恵」「暮らしの窓」などを担当する。68年(昭43)に独立して文筆業に入り、エッセイ・評論・ノンフィクションなどで幅広く活躍。著書に「ゆれる24歳」「鋼の女」「贅沢な時間」「不良老年のすすめ」「もたない暮らし」など。日本ペンクラブ副会長、日本自転車振興会(JKA)会長。

 
 
 

平田 オリザ
(ひらた おりざ)さんの本棚
1962年(昭37)生まれ。劇作家。16歳で高校を休学、1年半をかけ自転車で26ヵ国、約2万キロを走破する。大学在学中に劇団「青年団」を旗揚げ。内閣官房参与、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授などを歴任。演劇はもとより教育、言語、文芸などの批評、随筆を各誌に執筆。岸田国士戯曲賞、芸術祭賞など受賞多数。著書に「演劇入門」「現代口語演劇のために」「平田オリザ戯曲集」「平田オリザの現場」など。
      
 

倉田 稔
(くらた みのる)さんの本棚
 1941年(昭16)生まれ。元小樽商科大学商学部教授・元図書館長、札幌学院大学教授。慶応義塾大学経済学部を卒業、同大学院理論経済学専攻修了。76年(昭51)にウィーン大学に留学。著書に「ウィーンの森の物語」「金融資本論の成立」「若きヒルファディング」「グローバル資本主義の物語」「小林多喜二伝」など。訳書に「ハプスブルク帝国1809-1918―オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリーの歴史」ほか。

 
 

高橋 至
(たかはし いたる)さんの本棚
 1948年(昭23)生まれ。大学卒業後、集英社に入社。雑誌『すばる』をはじめ単行本、文庫などの編集者として活躍。「東西南北 浮世絵草書(野間宏)」、「私の見た昭和の思想と文学の五十年(小田切秀雄)」、「不忠心蔵(井上ひさし)」「人間合格(同)」、「女優 杉村春子(大笹吉雄)」などの編集に携わる。



 
 

八木 哲郎
(やぎ てつろう)さんの本棚
 1931年(昭6)生まれ。70年(昭45)に知的生産の技術研究会を設立。編集・執筆、商社、広告代理店、出版社などの仕事をしながら研究会の運営を行なう。主な著書に 「自分学のための知的生産術」「ボランティアに生きる」「ボランティアが世界を変えた」「大器の条件」「天津の日本少年」。編著に「わたしの知的生産の技術」「激論・ニッポンの教育」など。

 
 

堀 幸雄
(ほり ゆきお)さんの本棚
1929(昭4)−2009年(平21)。政治評論家。青山学院大学商学部卒業、昭和28年毎日新聞社に入社。政治部記者、「エコノミスト」編集長を経て、86年愛媛大学教養部教授、89年東北福祉大学教授、99年東北文化学園大学総合政策学部教授。日本政治学会会員。著書に「最新右翼辞典」「戦後の右翼勢力」「公明党論 その行動と体質」などがある。

 
 

上坂 高生
(うえさか たかお)さんの本棚
 1926年(大15)−2012年(平24)。小説家、児童文学作家。兵庫師範本科卒業を繰り上げ卒業、南洋庁職員を志願し、44年(昭19)1月、赴任途中で船が撃沈される。戦後は小学校教師の傍ら創作活動を続け、1955(昭30)に「みち潮」で小説新潮新人文学賞入選。日本ペンクラブ・日本文芸家協会会員、文芸誌『碑』の発行責任者。著書に「あかりのない夜」「閉塞前線」「信彦と新しい仲間たち」「近代建築のパイオニア」など。

 
 

犬養 智子
(いぬかい ともこ)さんの本棚
 1931年(昭6)生まれ。評論家、作家。学習院大学政経学部卒業。イリノイ大学大学院ジャーナリズム&マスコミュニケーションズ学科修了。シカゴデイリーニュース東京支局勤務を経て、評論活動に入る。68年(昭43)、「家事秘訣集」で家事サボタージュ論を説きベストセラーに。評論の他、イラスト・童話・小説・推理小説・翻訳も手がける。全国地名保存連盟副会長。


 
 

大多和 伴彦
(おおたわ ともひこ)さんの本棚
 1959年(昭34)生まれ。フリーライター、日本推理作家協会会員。立教大学文学部日本文学科を卒業、「野性時代」の編集に携わった後、独立して書評・文庫解説・人物ルポなどを中心に執筆活動を続け、日本ジャーナリスト専門学校(現在は閉校)非常勤講師も務めた。著書に「金儲けのネタ本 一攫千金100人の実話」「名探偵・金田一耕助99の謎」、編著に「憑き者」など。
 
 
 

 

和多田 進
(わただ すすむ)さんの本棚
 1945年(昭20)、幕別町生まれ。ジャーナリスト。法政大学社会学部卒業後、サイマル出版会、総合雑誌「時代」編集部、現代史出版会などを経て、76年(昭51)にルポルタージュ出版を中心とする晩聲社を創立。戦争・差別問題などをテーマに、本多勝一・斎藤茂男・大西巨人・森村誠一らの著書を数多く出版。93年(平5)、「週刊金曜日」初代編集長に。著書に 「編集現場でルポルタージュを考える」「生きてるうちが花なのよ」「南京大虐殺の研究」(分担執筆)など。

 
 
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